外食各社、「触れない」接客拡大=置き配導入、量り売り休止―新型コロナ

経済・ビジネス

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外食各社は従業員と顧客が接触しなくて済むサービスを増やしている。ドミノ・ピザ・ジャパン(東京)や日本ピザハット(横浜市)、日本マクドナルドは宅配で「置き配」を開始。トングを介して顧客同士が間接的に触れる量り売りを休止し、パック詰で販売するといった対応も広がる。いずれも顧客の感染への不安を軽減するのが狙いだ。

ドミノ・ピザは600店以上ある国内全店で、置き配サービスを実施。配達員が玄関などの指定の場所にピザの空箱を置き、その上に袋に入れた商品を載せる。呼び鈴を鳴らした後に商品から2メートル以上離れ、顧客が受け取ったことを確認する。

日本マクドナルドも24都府県の約280店で手掛ける自社の宅配サービスで、同様の対応を行っている。「直接手渡すのが本来の在り方」(広報室)だが、感染拡大に伴い当面このやり方を続ける。

ピザハットは配達先の在宅を確認した後、商品を置いて帰る方式を採用している。各社ともウェブやアプリで注文しオンラインで決済する場合に利用可能。一斉休校で自宅にいる子どもが受け取るケースも想定している。

一方、オリジン東秀(東京)は展開する弁当店で、顧客間の接触を減らそうと量り売りをやめ、総菜をあらかじめパックや袋に詰めた形で売る形式に切り替えている。

ピザを「置き配」で受け取る様子(日本ピザハット提供)ピザを「置き配」で受け取る様子(日本ピザハット提供)

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