安倍首相「強大な経済政策を」=自民、党大会に代わり両院総会

政治・外交

自民党は17日午後、定期党大会に代わる両院議員総会を党本部で開いた。安倍晋三首相(党総裁)はあいさつで、新型コロナウイルス感染拡大防止への決意を示した上で、「厳しい状況の経済をV字回復させなければいけない。思い切った強大な経済政策を前例にとらわれず練り上げていこう」と呼び掛けた。

首相は景気減速に関し「経済における政治の最大の責任は雇用を守ることだ」と強調。「必要かつ十分で機動的な経済財政政策を間髪を入れずに講じる」と訴えた。

総会は、8日に予定していた党大会を新型コロナ感染防止のため延期した代わりに開催した。2020年運動方針を採択。憲法改正について「改正原案の国会発議に向けた環境を整えるべく力を尽くす」と明記し、次期衆院選に関しては「常在戦場の心構えでまい進する」とうたった。

党所属国会議員の8割以上に当たる339人が出席。新型コロナ感染対策として、会場入り口に消毒用アルコールが入ったボトルが用意されたほか、党職員が議員や報道関係者にマスクを配布し、着用を求めた。

自民党の党則は「両院議員総会の決定をもって党大会の議決に代えることができる」と規定。決定内容を次の党大会に報告し、承認を受けるよう求めているが、延期後の党大会日程は決まっていない。

自民党両院議員総会であいさつする安倍晋三首相(党総裁)=17日午後、東京・永田町自民党両院議員総会であいさつする安倍晋三首相(党総裁)=17日午後、東京・永田町

自民党両院議員総会が終了し、引き揚げる議員。マスク着用者が多く見られた=17日午後、東京・永田町自民党両院議員総会が終了し、引き揚げる議員。マスク着用者が多く見られた=17日午後、東京・永田町

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