住宅関連、ゲーム機品薄に=納品遅れも、供給網の混乱影響―新型コロナ

経済・ビジネス

新型コロナウイルスの感染拡大によるサプライチェーン(部品供給網)の混乱で、住宅関連製品やゲーム機などの供給に影響が出ている。必要な部品が足りず、製品が品薄状態になったり、納品に遅れが生じたりする状況が発生。新製品の発売延期に追い込まれるメーカーもあり、各社とも代替調達先を探すなど対応に追われている。

パナソニックは2月中旬以降、システムキッチンやトイレ、換気扇、給湯器など住宅関連製品の新規受注を順次中止した。中国からの一部部品の調達が滞っているためだ。TOTO、LIXILでもシステムキッチンやトイレの納品に遅れが発生。TOTOは「部品調達の代替先を確保するなどさまざまな手段を講じたい」と、遅れの解消に努めている。

家電量販店では2月上旬から、人気の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の品薄状態が続いている。任天堂によると、生産の大半を委託する中国の製造拠点が新型コロナの影響で人手不足に見舞われ、稼働率が低下しているという。大手量販店のビックカメラは「ノートパソコンも在庫が少ない状態だ」と影響の広がりを警戒している。

ニコンは3月に予定していたデジタル一眼レフカメラの新型機種の発売を5月に延期。中国からの部品調達が滞ったためで、同社は「代替先の検討を含めて一日も早くお届けするよう努力したい」と説明。パナソニックも部品調達の遅れからロボット掃除機の新製品の発売を3月下旬から4月20日に延期した。

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