2月訪日客、震災後並みの6割減=過去最大の150万人マイナス―中国88%減

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日本政府観光局が19日発表した2月の訪日外国人数(推計値)は前年同月比58.3%減の108万5100人となり、前年から150万人減少した。下落率は東日本大震災直後の2011年4月(62.5%減)に次ぐ過去2番目の大きさで、人数では最大。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中国政府が海外への団体旅行を禁止した影響で中国人客が87.9%減となったほか、韓国も8割減った。

感染拡大が止まらない日本を避ける動きが広がる中、米欧からの来客も落ち込み、これまで好調だった台湾やシンガポールに加え、米国、フランスなども減少に転じた。

世界保健機関(WHO)は新型コロナの「パンデミック(世界的流行)宣言」を出し、感染は欧州などでも急拡大している。各国の航空会社は3月に入り相次いで国際線の運休・減便に踏み切り、15~21日の日本発着の国際線の便数は当初計画に比べ6割超減少した。旅客需要の急減は深刻で、3月の訪日客は一段と落ち込む恐れがある。観光業への打撃は深刻だ。

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