東京五輪聖火、日本に引き渡し=コロナで式典の規模縮小

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【ロンドン時事】東京五輪の聖火が19日、第1回近代五輪の舞台となったアテネのパナシナイコ競技場で行われた式典で、ギリシャ・オリンピック委員会(HOC)から2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会に引き渡された。競泳女子元五輪代表の井本直歩子さんが、組織委の代理としてカプラロスHOC会長から受け取った。

その後、ランタンに移された聖火を積んだ特別輸送機は19日午後、アテネの空港から日本に向けて出発した。20日に宮城県の航空自衛隊松島基地に到着する予定。東日本大震災の被災3県で「復興の火」として巡回展示され、26日に福島県の「Jヴィレッジ」から国内リレーが始まる。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で引き継ぎ式は無観客となり、規模は大幅に縮小された。ともに五輪3連覇を果たした柔道男子の野村忠宏さん、レスリング女子の吉田沙保里さんによる式典でのリレーは中止され、組織委の森喜朗会長らもギリシャ入りを断念。3人のビデオメッセージが紹介された。12日にギリシャのオリンピアで行われた採火式も無観客で実施され、ギリシャ国内の聖火リレーは沿道に人が殺到したため、13日に打ち切られた。

東京五輪の聖火引き継ぎ式で、ギリシャ・オリンピック委員会のカプラロス会長(左)から聖火を受け取る競泳女子元五輪代表の井本直歩子さん=19日、アテネのパナシナイコ競技場(代表撮影)東京五輪の聖火引き継ぎ式で、ギリシャ・オリンピック委員会のカプラロス会長(左)から聖火を受け取る競泳女子元五輪代表の井本直歩子さん=19日、アテネのパナシナイコ競技場(代表撮影)

無観客で行われた東京五輪の聖火引き継ぎ式=19日、アテネのパナシナイコ競技場(代表撮影)無観客で行われた東京五輪の聖火引き継ぎ式=19日、アテネのパナシナイコ競技場(代表撮影)

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