IMF、世界経済「マイナス成長に」=新型コロナ打撃、11年ぶり

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【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は23日、2020年の世界経済が「マイナス成長に陥る」との見通しを示した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う深刻な景気悪化で、リーマン・ショック後の09年(マイナス0.1%)以来、11年ぶりのマイナス成長が避けられないと危機感を表明した。

IMFは4月に最新の世界経済見通しを公表する予定。2月に成長率見通しを1月時点より0.1ポイント程度低い約3.2%に引き下げた。世界最大の経済国である米国や日本など主要国の景気悪化は確実な情勢で、大幅なマイナス成長に落ち込む恐れがある。

一方、世界の有力金融機関で構成される国際金融協会(IIF)は同日、20年の世界経済成長率がマイナス1.5%に落ち込むとの見通しを発表。日本はマイナス2.6%、米国がマイナス2.8%、ユーロ圏がマイナス4.7%と、主要国・地域の総崩れを予想した。

ゲオルギエワ氏は、20年は「リセッション(景気後退)」になるとした上で、「(リーマン)危機時か、それより深刻になる」と警告した。

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