近未来都市開発で提携=2000億円相互出資―トヨタ・NTT

経済・ビジネス

トヨタ自動車とNTTは24日、相互に2000億円を出資し、自動運転車やロボット、家電、住宅設備をインターネットでつなげる近未来都市「スマートシティー」開発で提携すると発表した。高速大容量の通信インフラに対応するコネクテッドカー(つながる車)をはじめ次世代技術では巨大IT企業などを巻き込むグローバルな開発競争が激化。業界の垣根を越え、日本を代表する企業同士が異例の提携により覇権争いに挑む構図となる。

出資比率はトヨタがNTTに約2.07%、NTTがトヨタに約0.90%となり、来月9日までの手続き完了を目指す。両社は東京都内で記者会見し、トヨタの豊田章男社長は人工知能(AI)を活用し、あらゆるモノがネットにつながるIoT時代の到来により「車の役割が変化する」と強調。月内に商用化される次世代通信規格「5G」の10倍以上の速度を持つ「6G」活用も視野に、街づくりの基幹インフラを得意とするNTTとの提携は「必要不可欠で必然だった」と語った。

資本業務提携を発表し、握手するトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とNTTの澤田純社長=24日午後、東京都千代田区資本業務提携を発表し、握手するトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とNTTの澤田純社長=24日午後、東京都千代田区

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 提携・合併・買収 日本