五輪延期も「支援継続」=追加負担は不可避―スポンサー各社

経済・ビジネス

東京五輪の延期が24日、決まった。大会を資金面で支えるスポンサー各社は引き続き五輪を応援する姿勢だ。ただ、来夏まで延期されれば「追加の費用負担は不可避」(メーカー)とみられ、今後スポンサー契約の延長交渉など膨大な作業が想定される。

五輪のスポンサーには、トヨタ自動車やパナソニック、米コカ・コーラといった世界的な企業が顔をそろえている。

延期について日本航空は「大会に向けて引き続き準備を進めたい」とコメント。あるスポンサー企業幹部は「アスリートを含む全ての関係者にとって安全な大会が開催されるよう、引き続き貢献したい」と語った。財界関係者は「中止という最悪の事態を避けられた」と前向きに受け止めようとしていた。

スポンサー契約は、最上位ランクの14社以外は基本的に12月末までで、契約延長などの交渉はこれから本格化する見通し。追加の契約料が発生する可能性もあるが「今の段階では何も言えない」(先の財界関係者)という。

チョコレートなどの関連商品を販売してきた明治の担当者は「投入時期など、商品展開に大きな影響が出るのではないか」と不安を漏らす。別のスポンサーも「五輪・パラリンピックのための社内組織の設置期限を延ばす必要があり、全社的な人繰りにも影響が出る」と懸念する。

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