7割「日本人の可能性低い」=シベリア抑留、遺骨再鑑定―厚労省

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厚生労働省がシベリア抑留者の遺骨を外国人と取り違えていた問題で、同省は25日、取り違えが指摘された597人分のDNA型を再鑑定した結果、約7割について「日本人の可能性は低い」との結果が出たと公表した。外部の専門家チームに検証を依頼していた。

シベリア抑留者の遺骨をめぐっては、昨年7~9月、計597人分が日本人ではない疑いがあることが判明。同チームがDNA型のデータから推測した結果、約7割の430人分が「日本人の可能性が低い」とされ、残りは「判定不能」だった。「判定不能」には日本人の可能性がある遺骨も含まれるが、アジアの他国民との区分は難しいという。597人分の遺骨が収集されたロシアの埋葬地9カ所中7カ所は「日本人を主体とした埋葬地ではない」とした。

またフィリピンで2010年に収集され、「日本人ではない」と指摘された10人分の遺骨についても「日本人の可能性が低い」と結論付けた。

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