動物虐待摘発、最多105件=「市民の通報増」―警察庁

社会

全国の警察が昨年1年間に動物愛護法違反で摘発した動物虐待の事件数が、前年より21件増の105件で最多を更新したことが26日、警察庁のまとめで分かった。

検挙人数は126人で前年比32人増。同庁の担当者は「インターネット交流サイト(SNS)に投稿された虐待動画を見るなどした一般市民の通報が増えている」と説明した。

虐待された動物の内訳は猫が最多で66件。犬が27件で、ほかにウサギや馬、ヤギ、フェレットなどがあった。

事件内容は動物を捨てる遺棄が49件と最も多く、餌をやらなかったり不衛生な環境で飼育したりするなどの虐待が36件、殺傷する行為が20件だった。昨年7月には、飼っていたインコを放り投げたなどとして、無職の男が愛知県警に逮捕された。

動物愛護法は昨年6月に改正され、動物を殺傷する行為の罰則が5年以下の懲役または500万円以下の罰金に引き上げられるなど虐待は厳罰化された。

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