植松被告の死刑確定=控訴取り下げ、一審で―相模原殺傷

社会

相模原市の重度知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人罪などに問われ一審で死刑判決を受けた植松聖被告(30)が30日、弁護人による控訴を取り下げた。控訴期限は同日で、31日午前0時をもって死刑が確定した。死刑判決が一審で確定するのは異例。

被告は公判で、「どんな判決が出ても控訴しない」と述べ、接見取材にも「主張はもう十分伝えた。二審、三審と続けるのは長過ぎる。間違っている」と控訴しない意向を示していた。

裁判では事件当時の植松被告の刑事責任能力が争われたが、横浜地裁は16日、大麻に関連した精神障害は犯行に影響を与えていないとして完全責任能力を認定。「強烈な殺意に貫かれた犯行で、結果は他の事例と比較できないほど甚だしく重大だ」として、求刑通り死刑を言い渡した。弁護人が27日に控訴した。

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