貿易制限回避で一致=新型コロナ、流通確保へ―G20担当相

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日米欧や中国など20カ国・地域(G20)貿易相は30日夜、世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受け、緊急テレビ会合を開催した。国境管理により医薬品や生活物資、重要な製品・サービスの流通が滞る中、G20は過度に貿易を制限しないことで一致。重要物資のサプライチェーン(部品供給網)断絶のリスクを軽減する重要性も共有した。

日本からは梶山弘志経済産業相らが参加。梶山氏は「モノやサービスの流れを継続する努力を国際協調で進めることが重要だ」と指摘し、通関手続きの迅速化や不必要な貿易制限の見直しなどに関し、G20の結束を呼び掛けた。欧州連合(EU)などからは、コロナの感染抑止や治療に関係する物品の関税撤廃を求める声が上がった。

G20は、サプライチェーン断絶や米欧など感染拡大地域での需要急減などを踏まえ、対応を協議。国境管理や移動制限については、透明性を持つ一時措置とする方針も議論した。

G20貿易相の緊急テレビ会合で発言する梶山弘志経済産業相(右)=30日夜、経産省G20貿易相の緊急テレビ会合で発言する梶山弘志経済産業相(右)=30日夜、経産省

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