8000人「意向沿わず」=かんぽ不正の全契約調査―日本郵政

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日本郵政グループは31日、かんぽ生命保険の不正販売問題に絡み、過去5年分の全契約(契約件数3000万件、契約者数1900万人)を調査した結果、「契約内容が意向に沿わない」と回答した契約者が7000~8000人に上ったと発表した。このうち、2206人の契約に法令や社内規定違反の恐れがあり、郵政グループは関係する郵便局保険販売員の調査などを進め、全容解明と顧客の不利益解消を急ぐ。

顧客が実際に不利益を受けた疑いがある乗り換え契約が対象の特定事案調査(契約件数18万3000件、契約者数15万6000人)では、3月25日時点で法令・社内規定違反が3033件に拡大。郵便局の保険販売員ら2210人が関与した。2月末時点から関与人数で485人、違反件数で863件増えており、郵政グループはさらに残り約2000件の特定事案で精査を進める。

記者会見する日本郵政の増田寛也社長=31日午後、東京都千代田区記者会見する日本郵政の増田寛也社長=31日午後、東京都千代田区

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