89年に天皇訪韓検討=日本政府、初外遊先に―韓国外交文書

社会

【ソウル時事】上皇さまが1989年に天皇に即位後、初の外遊先として韓国を検討する意向を日本政府が韓国側に示していたことが、韓国の外交文書で明らかになった。ただ、歴史問題などで韓国側の国民感情が悪化し、訪韓は実現しなかった。

韓国外務省が3月31日に公開した文書によると、89年4月、当時の宇野宗佑外相が韓国の崔浩中外相と東京で会談した際、こうした意向を伝えた。当時、韓国側は盧泰愚大統領の訪日準備を進めていた。

宇野氏は「韓国側の雰囲気が成熟したと判断されれば、日本政府としては特別な事情がない限り、最初の海外訪問として訪韓を実現する方向で調整したい」と語ったという。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 皇室・王室 社会 日本 韓国