暴力団2万8200人=15年連続減少―警察庁

社会

昨年末時点の全国の暴力団勢力は前年比2300人減の2万8200人で、過去最少となったことが2日、警察庁のまとめで分かった。減少は15年連続。同庁は「暴力団排除の活動や取り締まり強化で資金獲得が困難になり、減少が進んでいる」と分析している。

暴力団構成員(組員)は前年より1200人少ない1万4400人、暴力団と関係が深い準構成員は1100人少ない1万3800人だった。

暴力団勢力は2004年に8万7000人いたが、その後毎年減少。一方、近年は「準暴力団」「半グレ」といった若い世代が中心の犯罪グループも活発に活動しており、警察当局は摘発を強化している。

暴力団の組織別では山口組が最大で8900人、住吉会4500人、稲川会3400人、神戸山口組3000人、任※(ニンベンに挟のつくり)山口組(現・絆会)610人。

山口組分裂をめぐっては、昨年11月に兵庫県尼崎市で山口組の傘下組織元組員が神戸山口組幹部を自動小銃で射殺するなど抗争事件が相次いだ。両団体は「特定抗争指定暴力団」に指定され、警察当局が警戒を強化している。

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