C・W・ニコルさん死去=作家、環境保護活動家、79歳

社会

英国出身の作家で環境保護活動家のC・W・ニコルさんが3日午前10時57分、直腸がんのため長野市の病院で亡くなった。79歳だった。葬儀は親族のみで行った。後日、お別れの会を開く予定。喪主は妻真理子(まりこ)さん。

英国ウェールズ生まれ。17歳でカナダに渡り、環境や動物の保護、調査研究に従事した。62年に初来日し、80年に長野県へ移住。小説やエッセーを執筆する傍ら、環境保護活動に取り組んだ。荒れた里山を購入して「アファンの森」と名付けて再生を実践。02年には「C・W・ニコル・アファンの森財団」を設立して理事長を務め、活動を全国に広げた。

著書に小説「風を見た少年」「勇魚」、エッセー「誇り高き日本人でいたい」などがある。95年に日本国籍を取得。05年に英国の名誉大英勲章を受けた。

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