緊急事態宣言、安倍首相が近く判断か=西村担当相「状況緊迫」―新型コロナ

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安倍晋三首相は5日、加藤勝信厚生労働相、西村康稔経済再生担当相らと首相官邸で会談し、新型コロナウイルスへの対応を協議した。同日は東京都で新たに143人の感染が確認されるなど状況は厳しさを増している。政府内では改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令は不可避との声が上がっており、首相が近く判断するとの見方が出ている。

緊急事態宣言が発令されれば、対象地域の知事は外出自粛を要請したり、商業施設などの使用停止を指示したりできるほか、病院開設のための土地の強制使用などが可能となる。これに関連して政府関係者は、東京での感染者増を踏まえ、「(発令は)時間の問題だ」と述べた。

5日の首相らの協議には菅義偉官房長官も同席。この後、加藤厚労相は記者団に「現下の状況について議論した」と説明した。西村担当相は「全国の状況、東京の状況などを報告し、確認した」と語った。

一方、西村担当相はこれに先立つフジテレビの番組で、緊急事態宣言の可能性を問われ、「非常に緊迫した状況」と表明。「オーバーシュート(爆発的感染拡大)してからでは遅い。兆しがあればちゅうちょなくやる」と述べた。

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