都内感染者、1000人突破=新たに143人確認、目立つ若者―新型コロナ

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東京都は5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに143人確認されたと発表した。1日当たりの感染者数は最多を更新。2日連続で100人を超え、都内の感染者は累計で1033人に上った。院内感染が疑われる永寿総合病院(台東区)の入院患者4人を含む7人が死亡し、都内の死者は計30人となった。

都によると、143人のうち感染経路が特定できていないのは92人。年代別では20代が37人、30代が33人、40代が20人だった。30代以下が全体の半数近くを占めており、小池百合子知事は記者団の取材に「若い人の行動半径の広さが感染に一役買ってしまっている」と話した。

患者を受け入れる病床の逼迫(ひっぱく)が懸念される中、小池知事は「一言で申し上げると、しっかり確保されている」と強調し、新型コロナウイルスに対応する病床を1000床確保したことを明らかにした。さらに入院中の軽症者は7日から都が借り上げたホテルに移し、搬送などを調整する組織も立ち上げるという。

国内では5日、千葉、埼玉、神奈川、大阪各府県で20人以上の感染が確認されるなどし、全国で感染者が1日に約360人増えた。

福井市の80代女性や名古屋市の男性が死亡し、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を含めた死者は計104人となった。

一方、都は118人としていた4日に確認された感染者数を117人に訂正した。集計ミスがあったという。

外出自粛で人通りが少なくなった新宿駅東口周辺=5日午後、東京都新宿区外出自粛で人通りが少なくなった新宿駅東口周辺=5日午後、東京都新宿区

外出自粛で人通りが少なくなったJR秋葉原駅前=5日午後、東京都千代田区外出自粛で人通りが少なくなったJR秋葉原駅前=5日午後、東京都千代田区

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