楽天、携帯サービス本格化=大手3社に対抗、300万人1年無料

経済・ビジネス

楽天は8日、携帯電話事業の本格的なサービスを始めた。通信料金は月額2980円(税抜き)と携帯大手3社の半額以下に抑え、料金プランはこれ一つに絞ることで、低価格と分かりやすさを強調。東京、大阪、名古屋の三大都市圏の自社回線地域はデータ通信を使い放題とし、3社の寡占市場に風穴を開けたい考え。価格競争が進んで国内の通信料金が下がるか注目される。

先着300万人を対象に、通信料を1年間無料とするキャンペーンも実施し、乗り換えを促す。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、同社は現在、三大都市圏を含む全国の約80店舗を臨時休業としている。出ばなをくじかれた形だが、三木谷浩史会長兼社長はツイッターに「申し込みの約9割がオンライン」と書き込み、影響は限定的だと指摘した。

楽天は8日、新サービス開始に当たり、自社回線地域外で追加料金なしで利用できるデータ通信量を5ギガバイト(GB)に引き上げ、上限を超えた後の通信速度も引き上げると発表した。3月に新サービスを発表した際は2GBとしていたが、新型コロナ対策で在宅勤務や自宅でのオンライン学習が増えることに対応した。

携帯電話事業について説明する楽天の三木谷浩史会長兼社長=3月3日(同社提供)携帯電話事業について説明する楽天の三木谷浩史会長兼社長=3月3日(同社提供)

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