ファーストリテ、通期減収減益へ=02年上場以来初、新型コロナ影響

経済・ビジネス

カジュアル衣料品店「ユニクロ」などを運営するファーストリテイリングは9日、2020年8月期の連結業績予想を下方修正した。暖冬による冬物の不振に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い国内外で臨時休業が相次いだため。従来の増収増益予想から一転、02年の上場以来初の通期減収減益となる。

売上高に当たる売上収益は前期比8.8%減の2兆900億円(従来予想2兆3400億円)、純利益は38.5%減の1000億円(同1650億円)にそれぞれ引き下げた。予想は6月以降に事業活動が徐々に正常化した場合の数値で、新型コロナの影響が長引けば収益がより圧迫されるのは確実だ。

記者会見した柳井正会長兼社長は「新型コロナは戦後最大の人類の危機だ」と強調。事業運営に関しては、商品企画や生産の機能分散を進めており「現時点で致命的な影響はない」と話した。

ファーストリテイリングの決算について記者会見する柳井正同社会長兼社長=9日午後、東京都千代田区ファーストリテイリングの決算について記者会見する柳井正同社会長兼社長=9日午後、東京都千代田区

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