北朝鮮、巡航ミサイル発射=総選挙前の韓国揺さぶりか

政治・外交

【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は14日朝(日本時間同)、東部・江原道文川から日本海に向けて短距離巡航ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体数発を発射した。北朝鮮は3月に4回にわたり、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射している。15日の韓国総選挙をにらんだ揺さぶりとの見方もある。

巡航ミサイルは午前7時以降、複数発発射され、約150キロ飛行。北朝鮮は2017年6月にも新型の地対艦巡航ミサイルの発射実験を行っており、今回発射したのも同型の可能性がある。このほか、北朝鮮は東部の上空で複数の戦闘機を飛行させ、対地ミサイルを発射したという。

北朝鮮は今月11日に朝鮮労働党政治局会議、12日に国会に当たる最高人民会議をそれぞれ開催し、党や国家の人事や予算などを承認。重要な政治日程を終えたほか、15日には建国の父である故金日成主席の生誕記念日を控えていることを受け、軍事力強化を改めてアピールする狙いがあるとみられる。

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