ユネスコ、世界遺産委員会の開催延期=「奄美・沖縄」審査予定―新型コロナ

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【パリ時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は14日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、6月から中国で開催予定だった世界遺産委員会を延期すると発表した。日本政府が世界自然遺産に推薦している「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄両県)の登録審査が行われる予定だったが、先送りとなった。

同委は6月29日から7月9日にかけて、中国福建省福州市で開催予定だった。新たな日程は現在検討中。ユネスコは声明で「できるだけ早く詳しい情報を提供する」と説明した。

奄美・沖縄にはアマミノクロウサギやヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコなど希少種が生息している。

同委の延期について環境省の鳥居敏男自然環境局長は15日、時事通信の取材に対し「状況を踏まえると、開催が難しいことは理解する。(鹿児島、沖縄両県の)地元としても早く良い知らせが欲しいだろうと思うと延期は残念だ」と話した。

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