JR北、1450人を一時帰休=コロナで客激減、5~7月下旬まで

経済・ビジネス

JR北海道は15日、新型コロナウイルスの影響に伴う利用客の大幅な減少を踏まえ、契約社員を含む全従業員の2割相当、約1450人を対象に一時帰休を実施すると発表した。経営難にコロナが重なり、1987年の国鉄民営化後に発足したJR旅客6社で一時帰休に踏み切るのはJR北が初めて。

5月1日から休業手当を支払って休んでもらう。国が休業手当を払った企業に支給する雇用調整助成金制度の特例が認められる7月23日までの計画で、労働組合と協議している。

世界的なコロナ感染拡大と全国的な外出自粛を受け、北海道では国内外からの観光客が激減。JR北では3月、札幌―岩見沢など主要3区間の乗車率が前年同月に比べ7割近く減少した。旅客収入も大きく落ち込み、6月までに130億円の減収を見込む。

JR北は既に大型連休明けにかけて900本以上の在来線特急の運休を決めたが、今後、人件費削減と合わせ、運休規模も拡大する。島田修社長は15日の会見で「生き残るためにあらゆる対策を取る必要がある」と語った。

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