ドライブスルーで野菜販売=感染リスク、食品ロス減らせ―東京

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新型コロナウイルスの感染が広がる中、産直野菜を取り扱う卸売会社がドライブスルー方式で消費者に野菜を直接販売し、好評を得ている。接触を最小限にして感染リスクを減らしつつ、売れ残りによる食品ロスもなくそうという試みだ。

企画したのは、全国の契約農家から仕入れた野菜を飲食店などに卸している「フードサプライ」(東京都大田区)。「ドライブスルー八百屋」と名付け、コメ5キロと国産野菜など十数品目を段ボール箱に詰め、1セット5000円で販売している。

同社によると、取引していた飲食店約4500店の7割が休業するなどし、売り上げが激減。仕入れ先農家も野菜を廃棄せざるを得ない状況で、9日から直販を始めたという。

16日午前も次々と客が訪れ、車の窓を開けて料金を支払い、トランクに商品を積んでもらっていた。練馬区の丸谷治子さん(45)は「小さい子供もおり、スーパーでは買い物かごを触るのも不安だった。また利用したい」と笑顔で話した。

竹川敦史社長は「売り上げの1割を穴埋めできる程度だが、収束するまで続ける」と語った。

ドライブスルー方式で野菜を販売し、詰め合わせた野菜が入った箱を客の車に積み込む従業員=16日午前、東京都大田区ドライブスルー方式で野菜を販売し、詰め合わせた野菜が入った箱を客の車に積み込む従業員=16日午前、東京都大田区

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