橋下徹氏を社外取締役に=関電に推薦、拒否なら訴訟も―松井大阪市長

政治・外交

大阪市の松井一郎市長は17日、関西電力に対し、社外取締役に橋下徹元市長を起用するよう求めたことを明らかにした。同市は関電の筆頭株主。起用を拒んだ場合は株主代表訴訟を検討する考えも示した。市役所で記者団に語った。

松井氏は「経営体質もよくご存じで、コンプライアンス(法令順守)にかけてもさまざまな問題意識を持たれている」と、橋下氏の推薦理由を説明。関電からの返答は「月内ぐらいにあるんじゃないか」との見通しを示した。

一方、関電が起用を拒んだ場合は「関電が選んだ者だけで(同社を)信用してくれと言われても信用できない。(株主代表)訴訟も考えながら対応をしていく」と述べた。

松井氏は、関電が役員報酬の一部をひそかに補填(ほてん)していた問題を受けて、同社の体質改善に向け、幹部人事に介入する意向を示していた。橋下氏の起用をめぐっては昨年秋、関電の金品受領問題をめぐり、松井氏が第三者委員会の委員に同市の推薦者を加えるよう求めた際にも候補に浮上したが実現しなかった。

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