パナソニックもマスク生産=アイリスは月1.5億枚に―コロナ対策

経済・ビジネス

パナソニックは20日、新型コロナウイルスの影響で品薄が続くマスクの生産に乗り出すと発表した。当初、グループ従業員と感染拡大が懸念される医療機関向けの供給を目指す。21日にはシャープが自社サイトを通じてマスクの個人向け販売を開始。ほこりの少ない状態に保たれた衛生環境を生かす異業種のマスク生産が広がってきた。

パナは5月末、「クリーンルーム」を備え音響・映像機器などを手掛ける岡山県の工場で生産を始める計画。日産10万枚規模とみられる。医療機関向けでは、パナの空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を寄贈。医療機器生産用にクリーンルームの提供など可能な支援に取り組む方針だ。

自社製家電も扱う生活用品大手アイリスオーヤマ(仙台市)は、宮城県の工場で月産約6000万枚を目指したマスクの当初計画について、2.5倍の1億5000万枚に増やすと表明した。設備導入を急いでおり、アイリスの大山健太郎会長は20日、西村康稔経済再生担当相とのテレビ会議で「7、8月には到達できる」と語った。中国で生産しているマスクの輸入が、同国輸出規制の対象になったといい、国内生産強化に転じる。

シャープが自社サイトを通じて個人向けに販売するマスク(同社提供)シャープが自社サイトを通じて個人向けに販売するマスク(同社提供)

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