3月の自動車世界販売2~5割減=新型コロナで全社落ち込み―国内8社

経済・ビジネス

国内自動車大手8社が28日発表した3月の世界販売実績は、トヨタ自動車が前年同月比23.8%減となるなど全社がマイナスとなった。各社とも前年実績を2~5割下回り、合計で約181万台と3割以上減少した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、自動車需要が落ち込んだ。

3月は欧州や北米など各地で感染が爆発的に広がり、外出自粛などで消費マインドが冷え込んだ。国内販売は9.0%減にとどまったが、海外販売が41.4%減と大幅に縮小した。

4割以上下落したホンダと日産自動車は、欧州や北米で販売が半減。トヨタは北米で37.0%のマイナスとなった。スズキは主力のインドでの落ち込みを受け、全体で4割下落した。

一方、中国ではホンダが50.8%、日産が44.9%のマイナス。マツダは28.3%減、トヨタは15.9%減で「販売は回復傾向にある」という。

世界生産台数は、各地で工場の操業停止に追い込まれたことを受け26.1%減の186万台。ウイルスの震源地とされる湖北省に工場があるホンダと日産の中国生産はそれぞれ、69.4%減、59.4%減だった。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 販売・価格改定・販促・見本市など 日本