川村東電会長が退任へ=議長に槍田氏浮上

経済・ビジネス 社会

東京電力ホールディングスの川村隆会長(80)が退任する方向で調整に入ったことが28日、分かった。これまでに高齢を理由に退く意向を示していた。6月の株主総会を経て退任する。川村氏が兼務する取締役会議長の後任には、社外取締役の槍田松瑩・元三井物産社長(77)を起用する案が浮上している。

東電会長については、実質的な筆頭株主の国が複数の企業トップらに就任を打診してきたものの、現時点で調整はついていないもようだ。後任は空席となる可能性がある。

川村氏はリーマン・ショックで苦境に陥っていた日立製作所をV字回復させた実績を買われ、2017年6月にJFEホールディングス出身の数土文夫氏の後任として東電会長に就任。11年の東日本大震災による原発事故で経営難に陥った東電の社内改革と収益改善に向けたリーダーシップが期待された。

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