東京五輪延期で「異例の対策必要」=バッハIOC会長が書簡

スポーツ 東京2020

【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は29日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて「オリンピズムとコロナ」と題する書簡を公式サイトで公開した。東京五輪の延期を支持した人々への謝意を示し、「この新たな状況には連帯や創造性、決断力、柔軟性が必要。犠牲を伴い、妥協もしなければならず、異例の対策が求められている」と記した。

延期により、数千億円規模に膨らむとみられる追加経費については「既存の合意条件に基づいて、IOCは運営費の負担を共有することに引き続き責任がある。正確な数字を示すのは時期尚早だが、数億ドル(数百億円)を負担する必要があることは理解している」とした。

新型コロナ終息後の世界において「五輪の持つ平和や団結の価値観は重要な貢献を果たす」と強調。健康的な社会の実現にはスポーツ活動が最も低コストの手段になり得るとし、それを明確にするためにIOCと世界保健機関(WHO)が覚書を交わすことを明らかにした。

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