自宅で飲み会、ヨガ教室=外出自粛、オンライン交流広がる―新型コロナ

経済・ビジネス

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が求められる中、インターネットのテレビ会議システムを使い、飲み会やイベントを開く動きが広がっている。ネット環境次第で音や画面が乱れることがあるものの、海外など離れた場所とも自宅で手軽に交流できるのが特長だ。

「久々だね~」「元気だった?」。神奈川県に住む専業主婦、高山由紀さん(40)は4月下旬の週末夜、昔のアルバイト先の友人9人と「飲み会」を開いた。会場は飲食店ではない。在宅のまま、好きなお酒などを飲みながらテレビ会議システムで会話を楽しむ「オンライン飲み会」だ。高山さんは「みんなの顔を見られるのがうれしい」と満足げだ。

テレビ会議を使った交流をサービスとして提供する企業も増えている。東証マザーズ上場でイベントサイト運営会社のリンクバルは4月18日、オンラインのヨガ教室を企画。インストラクターがポーズを示した後、参加した男女各5人の姿勢を確認し、画面越しに声を掛けながら指導を行った。

ベンチャー企業のオクリー(東京)は4月に手数料無料(期間限定)で誰でもオンライン上のイベントを開催できるプラットフォームサービスを開始。共通の趣味を話題にした飲み会に加え、芸能人、スポーツ選手らのファンミーティングが開かれる。

4月24日には元プロ野球選手のファンイベントがあった。福岡ダイエーホークス(当時)で活躍したルイス・ロペス氏ら10人が米国の自宅などから参加し、日本の野球ファン約20人とパソコン画面上で交流。東京都の会社員、伊藤大峰さん(26)はイベント後の取材に「現役時代に応援していた選手が質問に答えてくれた」とうれしそうに話していた。

リンクバルが企画した「オンラインヨガ教室」の様子=4月18日午前、名古屋市リンクバルが企画した「オンラインヨガ教室」の様子=4月18日午前、名古屋市

元プロ野球選手のファンミーティングに東京都内の自宅からオンライン参加した伊藤大峰さん=4月24日(一部、画像に処理してあります)(本人提供)元プロ野球選手のファンミーティングに東京都内の自宅からオンライン参加した伊藤大峰さん=4月24日(一部、画像に処理してあります)(本人提供)

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