キヤノン御手洗会長が社長兼務=異例の3度目

経済・ビジネス 社会

キヤノンは1日、真栄田雅也社長兼最高執行責任者(COO、67)が同日付で辞任し、御手洗冨士夫会長兼最高経営責任者(CEO、84)が社長を兼務する人事を発表した。真栄田氏から健康面で不安を抱えているとの申し出があり、同日開催の取締役会で決定した。御手洗氏の社長登板は異例の3度目となる。

新型コロナウイルスの影響で主力の事務機器やカメラの販売が落ち込む中、御手洗氏は事業環境が落ち着くまで社長を兼務して陣頭指揮に当たる。真栄田氏は非常勤の技術最高顧問に就く。

1995年から11年間社長を務めた御手洗氏は経団連会長に就任した2006年に会長に退いたが、12年3月に当時の社長が辞任。再登板後の16年3月に真栄田氏に譲った。既存の収益構造から脱し、医療機器など新規事業の育成が急がれる中、再び「ポスト御手洗」の育成が課題となる。

御手洗 冨士夫氏(みたらい・ふじお)中大法卒。61年キヤノンカメラ(現キヤノン)入社、キヤノンUSA社長などを経て95年社長、06年会長。12年3月から16年3月まで社長を兼務。06年5月から10年5月まで経団連会長。大分県出身。

御手洗冨士夫 キヤノン会長兼社長御手洗冨士夫 キヤノン会長兼社長

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