政府・与党、2次補正編成へ=「5~10兆円」案浮上―会期内成立目指す

政治・外交

政府・与党は新型コロナウイルス感染拡大を受けた新たな経済対策を盛り込む2020年度第2次補正予算案を月内をめどに編成し、今国会に提出する方針を固めた。自民党内には財政支出を5兆~10兆円とする案が浮上。安倍晋三首相が今月中旬に指示し、6月17日までの会期内成立を目指す。

自民党幹部によると、今月27日に2次補正案を閣議決定し、6月8日に提出する予定。予算額のうち3兆~4兆円程度を予備費とする方向で調整するという。

首相は11日の衆院予算委員会で「スピード感が大切だ。対策が必要であればこの国会で対応していきたい」と述べた。緊急事態宣言の一部を解除する14日にも編成を判断する考えを示した。

この後、首相は自民党役員会で、家賃支払いに苦しむ中小事業者支援について「野党とも協議した上で、可能な限りスピーディーに対策を講じていきたい」と表明。学生支援、雇用調整助成金の拡充、大企業・中堅企業を含めた事業継続支援に言及し、「政府・与党として早急に検討を進めたい」と語った。

政府・与党は1次補正に1兆円が計上された自治体向け臨時交付金の上積みも検討する。

自民党役員会に臨む安倍晋三首相(中央)ら=11日午後、国会内自民党役員会に臨む安倍晋三首相(中央)ら=11日午後、国会内

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