スペースジェット、70席級開発凍結=新型コロナで予算半減―三菱重工

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三菱重工業は11日、国産の小型ジェット旅客機「スペースジェット」(旧MRJ)事業に投じる2020年度の予算を前年度比半減する方針を明らかにした。新型コロナウイルスの影響で全体の利益が減るため。巨大市場の米国向けに売り込む70席級の開発もいったん凍結する。

泉沢清次社長は同日のオンライン記者会見で「グループ全体の厳しい状況を考慮して適正な規模で実施していく」と表明。その上で「21年度以降」に延期した量産初号機(90席級)の納入時期について、「精査を行っていく」と述べるにとどめた。

さらに、23年ごろの納入を想定していた70席級の開発構想も「検討作業をいったん見合わせ、今後の進め方を再考する」と説明。開発の遅れで6度にわたって延期してきたスペースジェットの完成は、新型コロナの逆風でさらに遅れそうだ。

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