日英、貿易交渉開始へ=金融など争点、近く初会合

政治・外交

【ロンドン時事】英政府は12日、近く日本との自由貿易協定(FTA)交渉を開始すると発表した。「交渉方針」を公表し、金融サービスや会計・法律などの専門サービス、繊維・衣料品で日本側に譲歩を迫る姿勢を示した。初回会合はテレビ会議で開催するという。

英国は1月末に欧州連合(EU)から離脱したが、年末までは激変緩和のための「移行期間」に入っている。日英両国はその終了までに、日本とEUが結んだ経済連携協定(EPA)を上回る内容の貿易協定の合意を目指す。

しかし、新型コロナウイルスの世界的流行を受けて交渉開始が遅れており、日程的には非常に厳しい状況だ。

英政府によると、日英貿易協定で両国間の貿易額は152億ポンド(約2兆円)増える見込み。トラス国際貿易相は声明で「日本との貿易協定は新型コロナによる経済的打撃の後で、貿易を増やし、投資を加速させ、雇用を創出するのに役立つ」と述べた。

英ロンドンの金融街シティーの街並み=2016年5月(AFP時事)英ロンドンの金融街シティーの街並み=2016年5月(AFP時事)

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