再処理工場「新基準に適合」=核燃料サイクルの重要施設―規制委

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原子力規制委員会は13日、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)について、操業開始に必要な新規制基準に「適合している」とした審査書案を了承した。一般からの意見募集などを経た後、正式決定される見込み。

規制委の更田豊志委員長は「(想定される事故に対し)大きな裕度を見た設計方針になっていると思う。断層の十分な調査もされ、しっかりした審査がなされた」と述べた。

再処理工場は原発で使用した核燃料に化学処理を施してウランとプルトニウムを取り出し、再び核燃料を作る。核燃料サイクルの重要施設に位置付けられ、原燃は2021年度前半の完成を目指している。

審査では、耐震設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)について、敷地に近い断層の調査を経て、当初の600ガル(ガルは加速度の単位)から700ガルに引き上げられた。

冷却機能を失った結果、高レベルの放射性廃液が沸騰して放射性物質が放出されるといった状況も想定。通常の原発にはなかった事故対策も審査された。

日本原燃の使用済み核燃料再処理工場=2019年6月19日、青森県六ケ所村日本原燃の使用済み核燃料再処理工場=2019年6月19日、青森県六ケ所村

日本原燃の使用済み核燃料再処理工場の燃料貯蔵プール=2019年6月19日、青森県六ケ所村日本原燃の使用済み核燃料再処理工場の燃料貯蔵プール=2019年6月19日、青森県六ケ所村

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