パンダ「タンタン」返還へ=協定期間満了―神戸市

社会

神戸市は19日、2000年に中国から来て市立王子動物園で飼育されていた雌のジャイアントパンダ「旦旦(タンタン)」について、7月15日までの期限を定めた協定に基づき同国に返還することが決まったと発表した。

タンタンの来日は、阪神大震災後に当時の神戸市長が中国側に要請したことがきっかけで実現。当初の期間は10年だったが、つがいだった雄の「興興(コウコウ)」が死んだ後も協定を延長して同園に滞在。長く市民に親しまれてきた。

市は再延長を求めてきたが、中国側から「高齢のため、自然環境などが充実する場所で飼育したい」との意向が示された。四川省の保護研究センターに返還される予定だが、新型コロナウイルス感染拡大で直行便がストップしているため、日程は今後の協議で決める。

20年前に来日し、神戸市民に親しまれてきたジャイアントパンダの「タンタン」(神戸市立王子動物園提供)20年前に来日し、神戸市民に親しまれてきたジャイアントパンダの「タンタン」(神戸市立王子動物園提供)

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