地銀決算「非常に厳しい」=無利子融資、45億円実行―笹島協会長

経済・ビジネス

全国地方銀行協会によると、全会員64行中62行の2020年3月期決算(単体)は新型コロナウイルスの影響で、4行が赤字、39行が減益になった。同協会の笹島律夫会長(常陽銀行頭取)は20日の書面による会見で、「非常に厳しい」と総括した。

62行の純利益は前期比3.5%減の5885億円。笹島氏は、新型コロナ感染拡大に伴う市場の混乱で株式関係の損益が悪化したことが主因と分析した。ただ、「自己資本は相応の水準を維持しており、直ちに地銀の経営に大きな影響が及ぶとは考えていない」とも指摘した。21年3月期は41行が減益を予想する。

5月に始まった民間金融機関による実質無利子・無担保融資で、会員各行へ13日までに計3万6189件の申し込みがあり、このうち262件、45億円を実行したと明らかにした。笹島氏は「経済活動はまだまだ厳しいが、地域の顧客に寄り添い、全力で支援する」と強調した。

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