G7サミット、通常形式で開催も=「正常化」のしるしに―米大統領

政治・外交

【ワシントン時事】トランプ米大統領は20日、新型コロナウイルスの影響でテレビ会議への切り替えを発表していた6月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)について、通常の形式で米国内で開催することを検討していると明らかにした。米国などG7参加国が、制限していた経済活動の一部再開を進めている状況を踏まえた判断。

トランプ氏はツイッターで、自身が今年の議長を務めるG7サミットに関し、当初計画の6月10~12日かその前後にワシントン近郊キャンプデービッド山荘での開催を考えていると表明。米国が復興への道を歩み「他のG7諸国も復活し始めている」と書き込み、通常形式での首脳会議開催が「正常化」のしるしになるとの考えを示した。

ホワイトハウスによると、トランプ氏は20日、フランスのマクロン大統領と電話で会談し、G7サミットなどについて協議。仏大統領府当局者はAFP通信に「衛生面で状況が許せば」マクロン氏は出席に前向きだと語った。

AFPによれば、G7参加国カナダのトルドー首相は記者団に「テレビ会議であれ通常の会議であれ、われわれは首脳として会い続ける必要がある」と述べた上で、米側の安全対策を注視する考えを示した。ドイツのメルケル首相は、G7サミットの開催形態にかかわらず、国際協調を進める重要性を指摘した。

米政府は新型コロナの感染拡大を受け、これまでに欧州諸国からの米入国禁止を発表したほか、カナダとの往来も規制している。米国ではワシントンなどで地元当局が外出規制を6月まで延長する一方、大半の州が経済活動を一部再開し、トランプ政権も再開を積極的に進める姿勢を示している。

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