対外純資産が6.8%増=19年末、5年ぶり過去最高

経済・ビジネス

財務省は26日、2019年末の日本の対外資産・負債残高を公表した。政府や企業、個人が海外で保有する資産から、海外投資家らの対日投資を示す負債を差し引いた対外純資産は前年末比6.8%増の364兆5250億円となり、5年ぶりに過去最高を更新した。世界最大の純債権国となったのは、29年連続。

対外資産残高は、前年末比7.8%増の1097兆7310億円となり、過去最高を8年連続で更新。日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)、工場の海外移転などの動きが広まっており、直接投資残高は11.5%増の202兆8330億円となった。証券投資残高も11.6%増えて503兆1340億円。

対外負債残高は、8.4%増の733兆2060億円。18年末は円高で日本企業の株価が下がり減少に転じたものの、19年末で上昇。2年ぶりの増加となり、過去最高を更新した。

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