コロナ響き7割が減益=純利益、9年ぶり低水準―地銀102行

経済・ビジネス

地方銀行全102行の2020年3月期決算(単体)が27日、出そろった。純利益の合計は前期比10.9%減の6652億円となり、東日本大震災が発生した11年3月期以来9年ぶりの低水準。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う株価下落や貸し倒れに備えた与信関係費用の増加が響き、全体の約7割にあたる69行が減益、7行が赤字に転落した。

長引く低金利と人口減による収益低迷に、コロナ禍が追い打ちをかけた格好。ただ、影響が本格的に織り込まれるのは21年3月期以降で、経済の回復が遅れれば取引先企業の倒産が急増しかねない。地銀経営は正念場を迎えている。

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