大東銀、SBIが17%超出資=地銀再編に発展も

経済・ビジネス

インターネット金融大手SBIホールディングスは29日、東証1部上場の地方銀行、大東銀行(福島県郡山市)の発行済み株式17.14%(議決権ベース)を同日取得したと発表した。SBIは筆頭株主となる。システム共同化などを協力して進める「地銀連合構想」を掲げており、地銀への出資は5行目。

同行の筆頭株主である不動産関連業プロスペクトが、保有株式の大半をSBIに売却した。売却額は非公表だが、売却益は8400万円。SBIは同じ県内に本店を置く福島銀行(福島市)の筆頭株主でもある。SBIの出方によっては、福島県内の地銀再編に発展する可能性もありそうだ。

SBIがこれまで資本・業務提携したのは福島のほか、島根(松江市)、筑邦(福岡県久留米市)、清水(静岡市)の各行。SBIは大東銀株式の取得理由を投資目的と説明しているが、同行は超低金利の長期化を背景とした収益低下に直面。新型コロナウイルス感染拡大に伴う金融市場の混乱や取引先の業況悪化など、経営環境は厳しさを増している。

大東銀行本店=1月8日、福島県郡山市大東銀行本店=1月8日、福島県郡山市

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