コロナ倒産200件突破=倍のペース、最多は宿泊業―帝国データ

経済・ビジネス

新型コロナウイルスの影響による企業倒産が1日、全国で200件を突破した。政府の緊急事態宣言は先月25日までに解除されたが、国内外での移動制限から業種別では「ホテル・旅館」が39件で最多。2月26日にコロッケ製造業者、北海道三富屋で初めて確認されて以降、足元では2倍のペースで関連倒産が増えている。

1日夕現在の新型コロナ関連倒産202件のうち、宿泊業に続き「飲食店」が25件、「アパレル・雑貨・靴小売店」は16件を占めた。倒産は39都道府県に広がり、東京が45件、北海道・大阪はいずれも17件と目立つ。兵庫でも13件、静岡で12件発生しており、多くは感染拡大前から経営不振に陥り、新型コロナによる需要消失が引き金を引いたとみられている。

中小・零細企業にとどまらず、5月15日には東証1部上場のアパレル大手レナウンが民事再生手続きに入り経営破綻。帝国データは「大手の法的整理に伴う連鎖倒産は影響が大きく、注意が必要だ」と話している。

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