妨害目的停車も危険運転=改正法成立、あおりに厳罰

政治・外交

「危険運転致死傷」の要件を拡大する改正自動車運転処罰法が5日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。車の走行を妨害する目的で停車する行為なども危険運転と位置付ける。社会問題化する「あおり運転」に厳罰を科すのが目的。

現行法の危険運転でも、車の直前に割り込んだり、距離を著しく詰めたりする行為を禁じているが、「重大な交通の危険を生じさせる速度」を出している必要があった。

改正法は二つの類型を追加。高速道路で車の走行を妨害する目的で前方に止まったり、距離を詰めたりして停止・徐行させることを禁止し、一般道でも被害者が一定の速度を出している場合、前方での停止や距離を詰める行為を禁じる。いずれも加害者側に速度要件は設けない。

危険運転には致死で1年以上、致傷で15年以下の懲役が科される。

参院本会議で改正自動車運転処罰法が成立し、一礼する森雅子法相=5日午後、国会内参院本会議で改正自動車運転処罰法が成立し、一礼する森雅子法相=5日午後、国会内

改正自動車運転処罰法が全会一致で可決、成立した参院本会議=5日午後、国会内改正自動車運転処罰法が全会一致で可決、成立した参院本会議=5日午後、国会内

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