内閣支持38%、不支持61%=新型コロナ対応、6割「評価せず」―時事世論調査

政治・外交

時事通信が実施した5月の世論調査で、安倍内閣の支持率は38.1%、不支持率は61.3%に上った。新型コロナウイルス感染症をめぐる政府の取り組みに関しては「評価しない」が60.0%を占め、「評価する」の37.4%を大きく上回った。

政府は5月25日までに3段階に分けて緊急事態宣言を解除した。そのタイミングについて尋ねたところ、「適切」が54.7%と半数を超えた。「早すぎる」が35.0%、「遅すぎる」は7.9%。

調査は従来、個別面接方式で行ってきたが、新型コロナの感染状況を踏まえて初めて郵送方式で実施。5月21日に一斉投函(とうかん)し、6月1日回収分をもって締め切った。

調査手法が異なるため過去の結果と単純比較できないが、直近の3月分は内閣支持率39.3%、不支持率38.8%、分からない22.0%。4月は実施していない。今回は内閣支持率の設問で「支持する」「支持しない」の二つの選択肢を置いた。従来は選択肢を設けず、明示的な回答がない人は「分からない」に分類したが、この層が態度を明確にしたとみられる。今回、無回答は0.6%。

内閣を支持する理由(複数回答)は「他に適当な人がいない」が最多の23.9%で、「首相を信頼する」9.8%、「リーダーシップがある」7.4%と続いた。支持しない理由(同)は「首相を信頼できない」(41.4%)、「期待が持てない」(38.9%)、「政策が駄目」(29.2%)が上位を占め、従来と同様の傾向を示した。

政党支持率は自民党30.9%、立憲民主党6.6%。日本維新の会が7.7%で立憲を初めて上回った。4番手以下は公明党4.0%、共産党3.4%、れいわ新選組1.5%、国民民主党1.2%、社民党0.9%、NHKから国民を守る党0.6%の順。「支持政党なし」が42.0%。

調査対象は今回も全国の18歳以上の男女2000人。有効回収率は51.3%だった。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 政府・内閣 日本