原油安も「脱炭素変わらず」=東電リニューアブルの文挟社長

経済・ビジネス

再生可能エネルギー事業を手掛ける「東京電力リニューアブルパワー」(東京)の文挟誠一社長(59)はインタビューに応じ、最近の原油安で火力発電の価格競争力が高まっているとの見方に対し、「世界的な脱炭素の流れは変わらない」と述べた。その上で、東南アジアなどで水力、風力発電の新規案件発掘に注力する考えを示した。

同社は東電グループ企業で、2020年4月に事業を開始した。

文挟氏は環境意識の高まりで割高でも再エネを選ぶ企業や家庭が増えていると指摘。既に水力発電事業に参画しているベトナムでは、風力発電への進出可能性を検討する考えを示した。ジョージア(グルジア)では水力発電事業の拡大を目指し、「複数の水力発電所をつなぎ効率化するシナリオを描いている」と語った。

資金調達面でも、環境への貢献を重視する「ESG投資」が広がるなど「柔軟な調達が可能な環境が整ってきている」と述べた。

インタビューに答える東京電力リニューアブルパワーの文挟誠一社長=5日、東京都千代田区インタビューに答える東京電力リニューアブルパワーの文挟誠一社長=5日、東京都千代田区

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