京アニ放火青葉容疑者が出廷=勾留理由開示、ストレッチャーで意見述べず―京都地裁

社会

京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人などの疑いで逮捕された青葉真司容疑者(42)の勾留理由開示が9日、京都地裁(鵜飼奈美裁判官)であり、同容疑者本人が出廷した。

青葉容疑者はストレッチャーに横たわったまま法廷内に運ばれ、裁判官の質問に「青葉真司です」「無職です」などと応じた。本人の意見陳述はなかった。

青葉容疑者は全身に大やけどを負い、取り調べもストレッチャーの上で受けている。介助人がいなければ自分で食事もできない状態で、医療体制が整った大阪拘置所で勾留されている。

鵜飼裁判官は「第三者を介した罪証隠滅や逃亡が想定される」などと勾留理由を説明した。弁護人は、収集可能な証拠は既に押収されており、容疑者は立ち上がることすら難しく、証拠隠滅や逃亡の現実的な可能性はないと主張。やけどを負った容疑者を新型コロナウイルス感染者が出た大阪拘置所に勾留することは、「生命身体への危険が大きい」と訴えた。検察側の意見陳述はなかった。

ストレッチャーに横たわり勾留理由開示に出廷した青葉真司容疑者(中央)のイラスト=9日、京都地裁ストレッチャーに横たわり勾留理由開示に出廷した青葉真司容疑者(中央)のイラスト=9日、京都地裁

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