サンリオ、初の社長交代=創業者の孫、辻専務が昇格―7月1日

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サンリオは12日、辻朋邦専務(31)が7月1日付で社長に昇格し、創業者の辻信太郎社長(92)が会長に就く人事を発表した。社長交代は1960年の創業以来初めて。朋邦氏は信太郎氏の孫に当たる。

サンリオは信太郎氏が60年、前身となる山梨シルクセンターを創業。74年に誕生したキャラクター「ハローキティ」は国内外で根強い人気を誇る。12日に東京都内で記者会見した朋邦氏は「長年培ったキャラクターを生かしながら、成長を目指す」と話した。

キャラクタービジネスの成功例とされるが、近年は海外のライセンス事業の苦戦などが響き、欧米では赤字が続く。消費者ニーズを含む経営環境の変化に迅速に対応するため、社長交代に踏み切る。信太郎氏は会長就任後も代表権を持ち、経営に携わる。

サンリオの次期社長に決まり記者会見する辻朋邦専務=12日午後、東京都中央区サンリオの次期社長に決まり記者会見する辻朋邦専務=12日午後、東京都中央区

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