河井前法相夫妻が自民離党=「やましい政治活動ない」

政治・外交

自民党は17日、河井克行前法相(衆院広島3区)と妻の案里参院議員(広島選挙区)から提出された離党届を受理した。案里氏陣営の公職選挙法違反事件を踏まえた対応。執行部は火の粉をかぶる事態を避けたい考えだが、克行氏は安倍晋三首相や菅義偉官房長官に近く、法相という立場にあったことからも、政権への影響は必至だ。

河井夫妻は17日、衆参両院の本会議にそれぞれ出席した。克行氏は記者団に「やましい政治活動は行っていない」と明言。案里氏は「弁護士から(発言を)止められている」と述べるにとどめた。両氏とも議員辞職しない見通し。

自民党の二階俊博幹事長は党本部で「離党は残念の一言に尽きる」と記者団に語った。案里氏が初当選した2019年7月の参院選に先立ち、党本部から案里氏陣営に提供された1億5000万円については「支部の立ち上げに伴う党勢拡大のための広報費」と説明。公認会計士のチェックが入っているとし、「買収資金として使うことはできない」と強調した。

衆院本会議に臨む河井克行前法相(中央)=17日午後、国会内衆院本会議に臨む河井克行前法相(中央)=17日午後、国会内

参院本会議に臨む河井案里氏(中央)=17日午後、国会内参院本会議に臨む河井案里氏(中央)=17日午後、国会内

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