鹿児島国体、年内開催せず=初の延期、他県と調整

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日本スポーツ協会と鹿児島県などは19日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、10月に同県で予定されていた第75回国民体育大会を中止し、来年以降に延期することを正式決定した。同県で国体後に予定されていた第20回全国障害者スポーツ大会も実施を見合わせる。国体の中止、延期は史上初のケースとなる。

日本スポーツ協会、日本障がい者スポーツ協会、鹿児島県、スポーツ庁の4者が協議しての決定。両大会でのべ80万人の来場が見込まれて感染リスクが避けられないこと、各都道府県で予選実施が困難となったことなどで年内開催が見送られた。

国体は2021年以降は三重、栃木、佐賀、滋賀の順に開催が決定済みで、4県は予定通りの実施を要望している。鹿児島大会を丸1年延期するか、三重などの後に回すかは今後調整する。日本スポーツ協会の伊藤雅俊会長は東京都内で開いた記者会見で、来年の実施時期は「今年と同じタイミングで考えている」と秋開催の方針を示した。

オンラインで会見に参加した鹿児島県の三反園訓知事は「できるだけ早く開催できるよう鹿児島県として努力していきたい。今後開催する県にご迷惑を掛けることになるが、ご協力をお願い申し上げたい」と訴えた。

鹿児島国体の延期について記者会見する日本スポーツ協会の伊藤雅俊会長(左)と日本障がい者スポーツ協会の鳥原光憲会長(右)。テレビ画面は鹿児島県の三反園訓知事=19日、東京都新宿区鹿児島国体の延期について記者会見する日本スポーツ協会の伊藤雅俊会長(左)と日本障がい者スポーツ協会の鳥原光憲会長(右)。テレビ画面は鹿児島県の三反園訓知事=19日、東京都新宿区

昨年の第74回国民体育大会の開会式で、入場行進する茨城県選手団(手前)=2019年9月28日、茨城県ひたちなか市の笠松運動公園陸上競技場昨年の第74回国民体育大会の開会式で、入場行進する茨城県選手団(手前)=2019年9月28日、茨城県ひたちなか市の笠松運動公園陸上競技場

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