「買収リスト」隠滅か=河井前法相PC、データ消去―公選法違反・検察当局

社会

昨夏参院選をめぐり、広島県の地元政界に多額の現金が配布された公選法違反事件で、買収容疑で逮捕された衆院議員の前法相、河井克行容疑者(57)=自民離党=が現金配布先をまとめた「買収リスト」のデータを消去しようとした疑いがあることが22日、関係者への取材で分かった。データは克行容疑者のパソコン(PC)で管理されていたという。

東京地検特捜部と広島地検は、電子データを分析、捜査に生かす「デジタルフォレンジック」(電子鑑識、DF)の技術でリストを復元。克行容疑者が証拠隠滅を図った疑いがあるとみて捜査しているもようだ。

検察当局は3月、東京・永田町にある議員会館内の克行容疑者と参院議員の妻、案里容疑者(46)=同=の議員事務所を家宅捜索。克行容疑者が事務所で使用していたPCを押収した。

内部データの消去を図った形跡があったが、DFで復元したところ、広島県議や県内の首長、市議らの名前などをリスト化したデータが見つかったという。

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